DTM・トラックメイカーのブログ

サイドチェーン(ダッキング)をかける3つの方法

2020/02/07
 
パソコンと音楽機材が置かれている机の画像
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DTMをやってる人なら「サイドチェーン」について知ってる方が多いと思います。

一応説明しておくと、

例えば、キックとベースが同時に鳴っているとしたとき、

ベースの音がキックの音をかわすようにボリュームが下がり、

「ウーワッ、ウーワッ、」となるやつです。

わかりやすい参考になるものを見つけました!


この参考楽曲では、1分2秒のところから入るベースにサイドチェーンがかけられています。

サイドチェーンはもともとはラジオ放送などで、BGMが鳴っている最中、アナウンサーの声がリスナーに聞き取りやすくするためのモノ。

それから、サイドチェーンのことを「ダッキンング」とも呼ばれています。

それはボクシングで相手のパンチを身をかがめてかわすことを「ダッキング」といって、それと同じ意味になります。

ほんとうだったら「ダッキング」という言葉を使ったほうが意味的に自然なのですが、「サイドチェーン」といった方が話が通じるのでこちらを使います。

サイドチェーンをする目的

サイドチェーンをする目的はとしては大きく2つに別れます。

・1つ目はミキシングで音圧を稼ぐため。

・2つ目は、 EDMなどのダンスミュージックでサイドチェーンの効果をはっきりと聞かせる、音楽的表現のため。

この2つが考えられます。

いろいろな方法

1、キックの音をトリガーとさせる方法。

これは、基本的に前の項目の1番目、『ミキシングで音圧を稼ぐため』のときに使っています。

生演奏したもの、クォンタイズをかけていないもの、などに適しています。

2、キックの音とは別のものをトリガーとさせる方法。

ぼくがダンスミュージックを作るときはこの方法を使います。

こっちのほうがコントロールしやすいです。

3、専用のプラグインを使う方法。

トリガーで発動させるのではなく、LFOのように周期的に発動させる、サイドチェーン専用のプラグインを使う方法です。

Nicky Romero – Kickstart』などがあります。15ドルでお手頃です。

もう少し細かくやりたいときは、『VolumeShaper』がおすすめです。

最後に

ベース以外にもいろんな楽器にかけてみると面白いと思います。

ボーカルなどにもサイドチェーンをかける場合もあります。

ヴォーカルにうねりが出て、いろいろ遊んでみると楽しいです!!

今回はサイドチェーンの色々なやり方の紹介だけでしたが、

次はそれぞれのやり方について詳しく書いていこうと思います!!

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