リミックスコンテスト(The Spacies Remix Contest )世界で15位、国内では1位でした!
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こんにちは、杉本卓哉です。
報告が遅れてしまったのですが、
SKIO musicで開催しているリミックスコンテスト(The Spacies Remix Contest )の結果が、4月25日に発表されました。
![](https://i0.wp.com/midi-bass.com/wp-content/uploads/2019/05/cf66d890b675d9ff5ee8c97ef8034b83.png?fit=1024%2C581&ssl=1)
提出期間内であれば作品の再提出が可能である場合が多いです。
ですが、コンテストによってルールが違うこともあるので、
その都度ルールを確認しておく必要があります。
コンテストに応募すると、
自分のポジションやフィードバックなどが書かれたレポートがもらえるので、
その内容を紹介するという形で記事にしていましたが、
後日、トラックメイキングについても書いていこうと思いますので、興味がありましたら読んでみてください!
提出した音源
これが今回のコンテストに提出した音源です。
そして、これが原曲です。
![](https://i0.wp.com/midi-bass.com/wp-content/uploads/2019/05/f4b0cec5c5c334df4f53d814b52a80a9.jpg?resize=724%2C1024&ssl=1)
それでは、レポートを見ていきましょう。
コンテストのまとめ
まずは、レポートの冒頭にある、
結果をざっくりとまとめたやつです。
![](https://i2.wp.com/midi-bass.com/wp-content/uploads/2019/05/c7887a92414f854a9067849a51b9bb02.png?fit=1024%2C297&ssl=1)
各項目につての詳細は後から解説していきます。
コンテストインサイト
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コンテストの参加者は 2,513名でした。
その中で、投稿されたリミックスの数は 386曲でした。
日本からの応募は5曲で、その中で1位でした。
まだまだ日本の参加者が少ないです。
全世界から 115か国の参加があり、
一番多かったのがアメリカ、
次に インド 、
ここまではいつも通りで、
3番目に多かったのが ドイツ でした。
2番目以降は結構順位が変わりやすくて、
インドネシア や、
南アフリカ共和国 のときもありました。
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ジャンルごとの曲数を表したグラフです。
一番多かった順に
Future Bass 65曲
エレクトロニック 28曲
EDM/ダンス 21曲
ハウス 20曲
チルアウト 18曲
ポップ 17曲
EDMポップ 14曲
ジャンルを指定しないで登録してる曲もあるので正確な数字とは言えないですが、だいたいこのような分布です。
今回ぼくは、Future Bass で参加しました。
その65曲の中で3位でした。
トップの5%に入っているそうです。
リーダーボード
コンテスト優勝者(Contest Winners)
今回のコンテストの優勝者です。
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ここでは、
得点やランキングは関係なく、
コンテストを開催したアーティストやレーベルの好みで選ばれます。
このランキングの詳細はこのリンクから確認することができます。(ログインが必要)
こちらが今回の優勝者 Vivian Lawrence さんによるリミックス。
80年代風に仕上げていて、爽やかでかっこいいです。
ミックスのバランスもさすが!
コンテストランキング(Contest Ranking)
コンテストランキングでは、
ソングスコアとエンゲージデータ(再生数や♡の数)を組み合わせてランキングにしたものです。
こちらが上位の3曲です。
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ここでぼくは15位でした。
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そして、これがランキングで1位だった Bijoy Thangaraj さんによるリミックスです。
アコースティックギターの音色がとても綺麗で気持ちよく、抜群のクオリティーでした。
人気ランキンング (Engage Data)
このランキングは、
ソングスコアなどは関係なく、
♡の数や再生回数を元に順位がつけられています。
そして、このランキングの上位3曲です。
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みんな頑張ってる!
ここでのぼくのランキングは、293位でした。
再生回数が27再生で、♡の数は2個でした。
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![](https://i2.wp.com/midi-bass.com/wp-content/uploads/2019/05/f1917fcfef6ed74868cd024f2ea0dd96.png?fit=1024%2C131&ssl=1)
この自分の結果を見て思うことは、
再生回数や♡の数を増やせる余地がかなりあるので、
ここでの順位を上げていければ、
コンテストランキングの方にもいい影響が出せそうです。
そこで、すぐに出来そうな事と言えば
・作ったリミックスを聴いてもらえるように、SNSなどにどんどんアップしていく。
・SKIO music のサイトの中でも、色々な人とコミュニケーションを取っていく。
・なるべく早くリミックスを仕上げて提出しておく。(優勝者選考期間に入る前に再生回数を稼げるため)
これらを気をつけてやっていきたいところです。
ソングスコアとフィードバック
ソングスコアの内訳である、
クリエイティブスコアとテクニカルスコアの詳細、
それらのフィードバックが書かれています。
ソングスコアは 76.5点でした。
クリエイティブスコア
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Idea (アイディア) 8.5点
Execution (実行) 7.5点
Originality (独創) 9点
Arrangement(アレンジメント) 7.5点
Composition (作曲・構成) 7点
びっくりしたのが、独創性が9点と評価してもらえたのは意外でした。
クリエイティブコメント
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コメントの中で、
ここでは創造的なフィードバックをするのは難しいと前置きがありましたが、
使ったコードや楽器、
そしてアレンジの全てがうまく調整されているみたいなことを書いてくれていていました。
テクニカルスコア
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Mixing(ミキシング) 7点
Mastering(マスタリング)7.5点
まあ、普通だねといった感じ。
テクニカルコメント
![](https://i0.wp.com/midi-bass.com/wp-content/uploads/2019/05/d67f1e49e4432d131cca17393e41506b.png?fit=1024%2C176&ssl=1)
ここでもらったコメントは、
パンチが欠けているということでした。
その一つの解決方法として、
ドラムにパラレルコンプレッションの使用とありました。
パラレルコンプレッション
この場合でいうと、ドラムトラックを複製し、片方にはコンプを掛けて、もう片方はコンプを掛けないトラックを作り、その混ぜ合わせる量を調整して理想の音になるように調整していくテクニックです。
AUXトラックでやる場合もあるようです。
別名で ”ニューヨークコンプレション” とも呼ぶようです。
そして、次に書かれていたのが、
ローエンドにサチュレーションをかける。
それから、
ボーカルやシンセに大きなリバーブを掛けてミックスする。
ミックスの背後にテクスチャーを追加し、スペクトルを埋めるてやる。
確かにここら辺はスカスカ気味だったので取り入れてやっていくべき課題だと思いました。
終わりに
以上が、今回もらったレポートの内容でした。
こういったデータを活用して、
自分だけでは気が付けないところに目を向け、
効率的にレベルアップを目指していけたらと思っています。
そのほかにこういったコンテストを活用する理由としては、
単純にスポーツやゲームのような遊び感覚で面白いかなと思います。
このレポートを受け取るサービスは有料ですが、
コンテストに応募するだけなら無料なのでやってみてください!
次は、今回提出した音源について解説をしてみようと思います。
それではまた!