【ARIA Remixコンテスト】結果は良くなかったけど報告します!
こんにちは、作曲・トラックメイカーをやっている、杉本卓哉です。
今回は、2019年1月に募集をかけられていた『ARIA Remixコンテスト』の結果発表とフィードバックを2019年3月20日にもらったので早速紹介していきたいと思います。
いきなり言い訳になりますが、今回のミックスコンテストはラップの曲だったのですごく難しかったです。
ラップ曲のリミックスだと、どうして難しくなるかというと、
何をやっても音楽として成立してしまうからです。
「何をやっても音楽として成立するんなら楽じゃん」って思われるかもしれませんが、
ぼくの場合だと、逆に難しく感じてしまいました。
自由にやって良いよって言われると逆に何やって良いかわからん!
みたいな感じで。
特に、どのように展開を作っていけば良いのかわからず、制作をストップしていた期間があって、コンテストに出ないでおこうと思っていたくらい。
途中で考え直して応募しようと決めましたが、応募がギリギリになってしまい、制作途中で応募することになりました。
コンテスト終了後に、まあまあ納得できる形に仕上げることができたので、単純に投入する時間が足りていなかっただけなのかもなぁと思っています。
前置きはこの辺で、早速見ていきましょう。
まずはコンテストに投稿した音源です。恥ずかしいので聴かないでください!
Summary(概要)
総合ランキングは631曲中『463位』でした。
日本でのランキングは6人中『2位』
Future Bassの中でのランキングは6人中『6位』
人気ランキングは631人中『609位』
前回のリミックスコンテスト参加分のデータしかまだないけど、今回のインサイトを見て思ったことは、
前回に比べて応募してる数が倍になっている。
どうしてこんなに多くなったのかは謎。
歌モノより作りやすいのかな?
そして、ジャンルを見てみると『Future Bass』で応募した人が少ないということ。
ラップなので『Trap』や『Hip hop』の方が間違いなく相性が良く、当然とも言える。
Song Scores & FeedBack
ソングスコアは『66.3』でした。
前回のコンテストでは『76.2』だったのでガクッと落としてしまった。
制作途中のものだったけど思っていたほど悪くないと見ることもできるかも?
Creative Scores(クリエイティブスコア)
Idea(アイディア):7.5
Execution (実行):6.5
Originality (オリジナリティー):6
Arrangement (アレンジメント):7
Composition (組成):6.5
やはり前回と比べてしまうと、全体的にスコアが下がってしまってる。
Creative Comments(クリエイティブコメント)
The Idea for this remix was spot on!! I loved the future bass vibe and powerful bass line. I think the synths could have been evolved more into something more interesting, as much as I love a fun future bass synth I think there are always ways we can make our sounds more interesting. Another thing I would have liked to see more of is variation, especially in the drops. The drops felt very similar if not the same and I think that working on adding variation and your own style will really take your production game to the next level!
翻訳:
このリミックスのためのアイデアは注目に値しました!
私は将来のベースの雰囲気と強力なベースラインが大好きです。
私は楽しい将来のベースシンセを愛する限り、シンセはもっと面白いものにもっと進化したかもしれないと思います私たちが私たちの音をもっとおもしろくする方法が常にあると思います。
私がもっと見たいと思っていたもう一つのことは、特に滴の変化です。
滴は同じではないにしても非常に似ていると感じました、そして私はバリエーションとあなた自身のスタイルを加えることに取り組むことが本当にあなたの生産ゲームを次のレベルに連れて行くと思います!
ここでもらっているコメントの内容は、多分、ドロップ(サビ)のバリエーションを持たせた方が良いということ。
そして、自分のスタイルを加えていくことで次のレベルに行ける。
確かに、自分でもそう思っているところで、前回もこのようなコメントを貰っていて、なかなか達成できていないポイントでもあります。
なので今後もドロップにバリエーションを持たせたり自分のスタイルを作っていこうと思います。
Technical Scores(テクニカルスコア)
Mixing(ミキシング):6.5
Mastering(マスタリング):7
Technical Comments
Good job on your mix and master, everything sounded really clean and well put together. I would say the only feedback I could give you here would be to really dive deep into EQing your tracks. At times your drums seemed a little loud, and there could have been more volume automation in the track.
翻訳:
あなたのミックスとマスターに良い仕事をして、全てが本当にきれいに聞こえ、うまくまとめられました。
私がここであなたに与えることができる唯一のフィードバックは本当にあなたのトラックをEQに深く飛び込むことであると言うでしょう。
時々あなたのドラムは少し騒々しく見えた、そしてトラックのより多くのボリュームオートメーションがあったかもしれない。
ここでは、EQをもっと深く掘り下げていくと良いでしょう。ということ。
それから、ドラムが少し荒々しいところがあり、そしてトラックにボリュームオートメーションがかけられていると良い。
といった内容だと思います。
ボーカル以外にボリュームオートメーションをかけることをほとんどしてこなかったので、これを期にやっていこうと思います。
Additional A&R Notes
Overall I’d love to hear more of your submission in the future and I hope that you continue to push boundaries and create new feelings with your music.
翻訳:
全体的に私はあなたの今後の投稿をもっと聞きたいと思います、そしてあなたがこれからも限界を押し広げ、あなたの音楽で新しい気持ちを生み出してくれることを願っています。
ありがとうございます。精進していきたいと思います!
まとめ
毎回、一筋縄では行かないリミックスコンテストですが、特に今回は自分の弱いところが顕著に出てしまったかなと。
自由にやって良いよって言われている中で、自分のスタイルというものが出来上がっていないので何をやったら良いのかわからなくなってしまう。
しばらくは自分のスタイルを確立していけるように数を作って実験していくしかないかなと思っているところです。
最後に、コンテスト終了後にある程度聞ける形になったものをアップしたので聞いてみてください。
ではまた!