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リミックスの手法の一つ、『マッシュアップ』の作り方【吉幾三 + Zomboy】

2020/05/08
 
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マッシュアップ ってどうやって作るの?

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マッシュアップ をどうしてもうまく作れない…

と、悩んでいるDTMerも多いと思います。

まずは、マッシュアップ というモノについてしっかり把握しておきましょう。

マッシュアップ【mashup】
 
ポピュラー音楽で,二つの既存楽曲の要素を取り出して組み合わせ一つの新しい楽曲を作り上げるリミックス手法。

(引用元:三省堂 大辞林

古くからある手法で、ニコニコ動画やYouTubeなどで『マッシュアップ』で検索するとたくさん見つかるので、見てみると面白いと思います。

この記事では、

音楽的に成立させたい場合に押さえておくべき2つのポイント

  • 『BPM』をそろえる
  • 『キー』をそろえる

について、ぼくなりの視点で解説していきます。

マッシュアップを作ってみた

てことで、早速作ってみました。

音楽的に成立させたい場合に押さえておくべき2つのポイント

コードとか無視して勢いで成立させるマッシュアップ曲も好きだけど、

今回は、音楽的に成立させたいときに押さえておくべきポイントを

2つを紹介したいと思います。

1、『BPM』をそろえる

2つの曲のBPMが合っていないと、どんどんリズムがズレてしまうので、

きっちり合うようにしておくことがベスト。

BPMがきっちり合ってると気持ち良いです!
昔の音源などではBPMが一定ではない事もあるので、波形の編集が必要な場合もあります。

2、『キー』をそろえる

キーが同じである方がベストです。

2つの曲を合わせた時に違和感がなく、もともとこういう曲だったかのように聴くことが出来ます。

近親調でも大丈夫な場合があるので、色々な組み合わせを実験してみるといいと思います。

合うかどうか色々実験する場合、

DJアプリを使うことをオススメします。

DJアプリを使うと、組み合わせを試す量とスピードが爆増し、

選曲の精度が高くなるので、

絶対に使った方がいいです!

DJアプリに曲を読み込ませると『キー』を識別してくれるので、
同じキーになるように調整します。

例えば、上の画像を例にしたとき、

左側のオケトラック(Fm)のキーを一つ下げて、

右側のボーカルトラックのキー(Em)にそろえているところです。

DJアプリについて、もう少し詳しく解説

ちなみに、ここで使用しているDJアプリはMac版【serato DJ Pro】です。

引用元:公式サイト

【serato DJ Pro】の場合は、DJコントローラーなどのハードが必要です。

そして、【Serato Pitch ‘n Time DJ】という拡張パックを導入しています。

この拡張パックにより、テンポを保ったままのキーシフトなどの操作が可能になります。

【serato DJ Pro】の導入には、様々なパターンがあります。

まだ、DJ機材を持っていないような場合でしたら、

DJコントローラを購入するとアプリが付属しているので、そういった形で導入するのが簡単だと思います。

とはいえ、まあまあ良い値段なので、

serato DJ Pro の簡易版の【serato DJ Lite】が付属したDJコントローラを購入して、有料で 【serato DJ Pro】 にアップグレードすると少し安上がりかもしれません。

※【serato DJ Lite】では【Serato Pitch ‘n Time DJ】などの拡張機能を使えないので、アップグレードが必要になります。

こちらが、【serato DJ Lite】が付属した製品です。

【serato DJ Pro】が付属した製品より、少し安い価格帯になっています。

Serato DJ Lite は無料で使えます。

DJコントローラーを使った方が操作性は良いですが、DJコントローラーを繋げなくてもアプリが立ち上がります。

Proバージョンのようなピッチ変更はできませんが、

簡単なミックスには、これでもいいかもしれません。

スマホでも似たようなDJアプリがたくさんあるのでオススメです。

(おすすめのDJアプリを探しておきます!)

おわりに

  • BPMを揃える
  • キーを揃える

この2つのポイントを押さえておけば、ほぼ問題ないです。

これらのポイントを踏まえて組み合わせる曲の選曲も大事になってくるのかなと思います。

それでは、ぜひマッシュアップを作ってみてくださいね!

それでは!

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